FE108ESIIを使ったバックロードホーンスピーカー「KB-108ESII」の紹介

KB-108ESII.jpg (21711 バイト)私の人生を変えてしまった6N-FE108ES。スワンaとは相性が悪かったけど、可能性を感じ作りだしたバックロードホーンですが、何度も作り直して完成したのがKB-108ES。画像は、FE108ESII用にバージョンアップしたKB-108ESIIです。
1999年の1月、方舟でネッシーUを聞いて衝撃をうけ、極力、癖のない音を目指し、24mmの合板を使用、さらに補強し箱鳴りを押さえた設計をしました。
好評のKB-88ESを拡大した音道で、ユニットの性能を100%出すことを考えて作ったFE108ESII専用エンクロージャーです。
癖が少なく、ボーカル、ピアノ、バイオリンも綺麗な音なのでジャズやクラシックも楽しめます。
7.5畳の部屋に100インチのスクリーンを入れる為に、寸法をW200×H900×D370のトールボーイにしました。

<10cmユニットを使ったバックロードホーンにこだわる理由>
10cmフルレンジのメリットは、点音源により音場感、定位がいいことと、ダイナミックレンジが広いということ。一般家庭で使う場合は大音量でも不満なく使えることなどです。
10cmフルレンジのデメリットとしては低音が出ないことです。普通、低音を出すためには大きいウーハーが必要ですが、10cmでもバックロードホーンにすれば十分低音も出すことができるのです。
バックロードホーンは、高能率のユニットの性能をフルに生かすために使用されます。高能率のメリットもたくさんあります。
・数Wで大きな音がでるので、アンプも余裕で使えます。
・ハイスピードな音(一番のハイスピードは生の音です)により、高忠実再生が可能になります。
FE108ESII(17000円×2)は10cmユニットとしては高価なユニットですが、たとえば、密閉形やバスレフなどで2ウェイ、3ウェイと、いくつもユニットを買うと数倍の金額になるのです。コストパフォーマンスでも10cmバックロードホーンは優れています。

周波数特性(FE108E煤j

KB-108ESIIの音道

 

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