6N-FE88ES専用バックロードホーンエンクロージャー「KB-88ES」です。ユニットの性能を100%発揮する為に設計しました。何度か改良してようやく完成しました。
2000年の4月に「諸国漫遊記」で、長岡先生に私の自宅で聞いて頂き、指摘されたところを改良。
後面開口としたことにより低音が低いほうまで伸び(40Hz以下再生)、開口部から中域のもれが直接聞こえなくなり綺麗でシャープな音になりました。
6N-FE88ES用エンクロジャーの完成品(ユニットを半田付けするだけ)です。寸法はW150×H900×D300とコンパクト。バッフルにはフィンランドバーチを使用、バッフル以外をチーク仕上げ。

*ユニットを変更する場合はFE103Eをご使用下さい。FE88ES-Rを使用するとユニットに対して箱の強度不足で箱鳴りが発生します。
FE103Eは6N-FE88ESより低音は出ませんが爽やかなバランスの良い音になります。
KB-88ESの本体の下部には砂利を入れるスペースがあります。ホームセンター等で観賞魚用か園芸用の五色石(合計20kg)を買って入れて下さい。
チーク仕上げは塗装しなくても良いですが、チークオイルで磨くと綺麗になります。
(フィンランドバーチバッフル&チーク仕上げの見本です)

実際に聞いた方の感想(掲示板より)

UTiCdさん
0dbアンプで鳴らしてみました。
音はかなり良いです。f特のバランスはまさしく見事の一言です。キックドラムあたりは抜群です。下手なマルチウェイよりはるかに良質です。中域も小口径の良さが抜群に出ています。8cmでなければありえない音がはっきりと分かります。
masaさん
まさかあそこまですごい音だとは思いませんでした。
そのうちKB-108ESかKB-88ESのどちらかお頼みすると思うので、そのときはよろしくお願いいたします。
塾教師さん
もともと、ポピュラーソースやボーカルもので、これ以上の臨場感はない!というKB-88ESでしたが、弦の倍音表現、室内楽には高域の表現が不十分かな?と思ってました。まあユニットの限界かな?と。

しかし今回トゥイーターを追加したKB-88ESは、それらの不満を払拭してくれる素晴らしいものでした。クラシックファンの方はぜひFT-28Dを足して使用してみてください。(ネットワークは1μFのコンデンサのみで逆相接続)
手元にあるARの小型ブックシェルフと比べ、KB-88ESの完全勝利!
理屈はもういらない。管弦楽での弦音の気持ちいいこと!コントラバスの基音、床についてるとんがった楽器の支えまで分かるような解像度。弦音の広がること!
ARとはまた違った出方な気はしますが大満足でした。

実際にメインSPとして使用している方の感想(掲示板より)

toyさん
数ヶ月前に我が家で試聴させていただいたあの音のイメージがよみがえり、びっくり。
エージングしないともっと変な音かと覚悟していたもので...
これが益々良くなるのかと思うと嬉しい限りです。
Ginkageさん
特に凄いのは低音の伸びが凄い、8cm一発の低音じゃないです(30Hzが出てる)
広がりのある音場にかちっとした音像、何処で何が鳴ってるかがわかって大変面白い。スピーカーでの色付けが無いので、アンプ、CDプレイヤーの癖が良く出ると思います。映画にも抜群です。
レコキンさん
バンジョーやウッドベース等アコースティック楽器の音は非常に原音に近い音がしました。ベースのソロパートなんか聞くと、弦が指板に当たる音が生々しくて鳥肌モノです。ボサノバを聴いても、ギターやピアノの音が粒が揃った感じで、非常に聴きやすいです。ボーカルにも張りを感じました。
TOSHIさん
滅茶苦茶良いです!
自作スピーカーで感動したのは、3台目で長岡先生(方舟)のスピーカーと三菱電機のエンジニアさんが作ったものと今回のKB-88ESです。
音楽用とAV兼用で聞いておりますが、皆さんが言われるようにピアノや弦楽器、女性ボーカルの音は鳥肌ものです。POPSやロック系統を聞いても良いです。(クラプトンなんか最高です!)
SWは無しで5.0?で映画を見ておりますが、爆発音や効果音が気持ち良いです。 SWは不要だと思いますし、その予算を他で使った方が良いと思います。
夫婦揃って共通の趣味が映画なので感謝しております。
ぢょにさん
私はアコースティックギター弾きなのでギターの音には敏感なのですが、トゥイーターがなくてもギターの箱の鳴りは良く再現していましたが、今回のKB-88ES+FT-28Dではさらに1・2弦のプレーン弦の響きが良く再現されていると感じました。
アコースティックギターという楽器は倍音が多く、違うポジションで同じ音程を弾くと倍音の出方が違うため全く違った響きになってしまうのですが、そんなところまでKB-88ES+トゥイーターはリアルに再現してくれます。
これならギターのメーカー(マーティン系かギブソン系か)・材質(ローズウッド・マホガニー・メイプル)ごとのクセも感じることができます。
弦楽器の倍音を再現するためには、やはりトゥイーターは必要のような気がします。

 

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