先月購入した中華DACですが、AK4499EX+AK4191にOCXO(MV85)で電源にはLT3042を使っているのに5万円程度で購入できます。
このメーカーですが、OCXO(MV85)を使ったDDC(U19)やRaspberry pi用のトランスポート(C19)、スイッチングハブ(N19)などの製品もあります。
電源はDC5Vなのでリニア電源を接続しました。(付属はスイッチング電源のACアダプタです)
OCXOなので、1週間程度通電してから音を確認しました。
ΔΣのAK4499EXなのにR2R(Denafrips)のNOSのような音で音場が広く、厚みのある低音、滑らかで刺さらない高音で自然な音です。クロック交換したDenafrips
Enyo 15thと比較すると高域の滑らかさに少し違いはありますが、クロック交換前のEnyo 15thより良い音です。
但し、接続する機器の影響は大きく、接続したSingxer SU-2の外部クロック(OCXO)を外すと音が悪くなりました。
入力する信号が良ければ価格以上の音になるので、音が悪いようなら接続する機器を変更して下さい。光デジタルで接続したクロック交換したBLUESOUND NODEの音も良かったです。
フィルターにはDSD NOSがありDenafripsと同様に音量は下がりますが、DSDの音はDenafripsより良い音です。フィルター1、2にすれば他のDACと同様にPCMと同じ音量(+6db)で出力できます。
この価格でこの音は驚きです。PCM、DSDのどちらも音が良いですし、USB入力の音も良く、同軸、光、I2Sのどの入力でも音が良いです。
他の10万円程度のDACのどれと比べても良いと思います。メインのDACをTOPPING D90 MQAからUstars Audio H99に入れ替えました。
一つ問題がありONKYOのAVアンプのリモコンと干渉します。入力切替のボタンを押すとH99の音量が下がってしまいます。
追記)
リニア電源の音の確認を行いました。チューン前のリニア電源では高域は粗く、中域は分離が悪く籠った音、低音は重心が上がり迫力も減りました。Ustars Audio H99は電源の影響も大きいです。