2025.12.19 02:55

ネットワーク環境の対策の順番

ほとんどの映像機器・オーディオ機器にはLAN端子があってネットに接続できる。
ネットワーク環境が悪ければ接続しただけで音が悪くなる。ネットに接続しなくても使える機器ならLAN端子があっても接続しない方が音が良い。
でも、ネットに接続しないと使えない機器もある。その場合はルーターやスイッチングハブにLANで接続するか無線ルーターにWi-Fiで接続しないと使えない。
無線ルーターや何も対策していないスイッチングハブにLANで接続するよりWi-Fiで接続した方が良くなることもある。
しかし、対策したスイッチングハブを使えばWi-Fiで接続より良くなる。

こちらのネットワーク環境のようにできれば理想的ですが、全て同じにしなくても対策は可能です。
最初にしてほしいことが、4ポート2.5Gマネージドスイッチの追加(スイッチングハブを使っている場合は交換)とリニア電源。これだけでもWi-Fiで接続するより良くなります。
リニア電源は特価品にあるASYPDZSW A32。出力端子が2つあるので、1万円程度のリニア電源を2台使うよりチューンしたASYPDZSW A32の方が音が良くなりお得です。

次にルーターと4ポート2.5Gマネージドスイッチの間を光LAN化。一般的には光メディアコンバーターにSFPモジュールと光ケーブルを使いますが、AOCケーブルを使えばSFPモジュール+光ケーブルより安く音も良い。
AOCケーブルはSFP+とSFP+に接続する光ケーブルですが、SFPとSFPの接続でも動作する。
2.5GマネージドスイッチはSFP+、光メディアコンバーターはSFPなので接続しても通信できませんが、2.5GマネージドスイッチはSFPの速度に変更できるので、光メディアコンバーターと通信できるようになる。

2.5Gマネージドスイッチと光メディアコンバーターをAOCケーブルで接続すればほとんどの方は不満のない音になると思います。
ネットワークプレーヤーなど更に良くしたい場合は2.5GマネージドスイッチからOCXOに交換した光メディアコンバーターを使って接続して音質を向上することも可能です。
2025.12.11 09:41

Amazon Musicの空間オーディオ

動画再生用にFire TV Stick 4K Maxを購入したのですが、Amazon Music Unlimitedの空間オーディオが聴けるということで試してみました。

設定は音質をUltra Hdを有効にすると空間オーディオを有効にするに変更します。
ラウドネスの正規化ですが有効にすると空間オーディオの音量にあわせるように2chの音量が下がります。

検索の聴き方を選ぶの空間オーディオから曲を探せます。
再生するといろいろ問題が・・・
同じアルバムでもマルチチャンネルとステレオの音源が混ざっています。
それから、マルチチャンネルの音量が極端に小さい。
音が小さすぎて音質の評価もできません。マルチチャンネルで再生したくない場合は空間オーディオを無効にして下さい。

でも、ステレオのUltra Hdの音は意外と良い音で聴ける。Wi-Fi 6で接続しているので、ネットワーク環境の影響も少ない。Wi-Fiルーターは何も対策していませんが、リニア電源で使っています。

接続がHDMIなので、音の良いAVアンプが必要ですが、こちらでチューンしたAVアンプを使っている方はそのまま接続するだけで良いと思います。

iPadなどにAmazon Musicのアプリを入れてキャストしてFire TVで再生すると音が大きくなります。便利な機能ですが、Fire TVで操作した方が音が良いです。
2025.12.10 13:02

焼き芋

今年の仕事も年末の事務仕事も終わったので音楽を聴きながらストーブで焼き芋です。
自分の畑で採れたサツマイモなので、農薬も化学肥料も使っていないので安心で美味しい。
一緒に写っているのはタジン鍋のステンレスの蓋。焼き芋専用の鍋を使ったこともありますが、今の焼き方が一番美味しい。
次は小豆を煮て正月用のあんこ作り。市販のあんこは甘すぎるのでいつも自分で作っています。
2025.12.09 00:16

TEAC AP-701のチューン

内部はHypex社のNCoreが2個と入力バッファーアンプがあります。
NCoreの基板に直接AC電源を入力するようです。基板の半分がスイッチング電源で残りが増幅回路です。また、電源スイッチに関係なくコンセントを接続すると常時通電します。
小さい電源トランスが2個ありますが、入力バッファーアンプの電源のみに使っています。
NCoreを使ったパワーアンプが色々ありますが、音は入力用のアンプや使うプリアンプで大きく変わると思います。

AP-701の音の評価ですが、組み合わせるスピーカーやプリアンプで大きく変わると思いますが、電源環境や電源ケーブルでも大きく変わります。
オヤイデのPC-23を使った電源ケーブルでは大人しい音ですが、外付けコモンモードノイズフィルターを追加すると迫力あるキレの良い音になりました。

電源基板はヒューズとリレーだけで、コイルの印刷がありますがコイルがなくジャンパー線で接続されています。AP-701のチューンは、インレットを交換してオーディオ用ヒューズを使い、ジャンパーを外して2mmの銀単線で配線しました。
それから、NCoreの電源回路と入力バッファーアンプ用電源回路にコンデンサがあるのでGC#16チューンを行いました。
チューン後の音は音の厚みが増し、透明感(純度)が上がりました。
ヒューズフォルダを取り付けオーディオ用ヒューズに交換したので、オーディオ用ヒューズとセラミックヒューズ(本体のヒューズもリード線付セラミックヒューズです)の比較を行いましたが、オーディオ用ヒューズの効果が大きいです。セラミックヒューズは中高域に濁りがあり気になる付帯音もありました。
2025.12.08 08:03

S.M.S.L D200のプリ出力

S.M.S.L D200ですが、パワーアンプのPA200に接続してD200をプリアンプとして使える。
こちらのパワーアンプに接続してみましたが、音の厚みがなくスカスカの音。また音量を下げてMUTEにしても音が出ます。
PA200は使ったことがないのでわかりませんが、D200の出力をFIXEDにしてPA200で音量調整したほうが良いと思います。
できればプリアンプを追加した方が音が良くなると思いますが同じデザインのプリアンプが無いのが残念。