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液晶TVをキャリブレーションする場合、通常は「標準」や「モニター」で行いますが、58Z20Xは「標準」の色が変で明るい画面で黒が潰れ暗い画面で黒が浮く(*ファームウェアアップデートで改善したようです)、「モニター」はHDRと相性が悪い。映像メニューごとに明るさが変わったりホワイトバランスも変わってしまう(緑が弱くなる)。そこで、全ての映像メニューでキャリブレーションしてみました。
ホワイトバランスと階調を調整すると「あざやか」と「ゲーム」が同じ傾向でクッキリ、某社のTVのように全ての場所でピントがあいます(シャープネスを下げてレゾリューションプラスをオフにすると不自然さが改善します)。 「モニター」と「映画プロ」が同じような映像で加工が少ないです。 「サッカー」は「標準」と同じような色です。 「ライブプロ」は黒を沈めて暗いシーンでのコントラストが強く、「アニメ」は逆に黒の階調をわかりやすくした感じ(シーンによっては黒が少し浮きます)。 「おまかせ」は色温度を-05にしても青が強いです。
*「ゲーム」はアドバンスドHDR復元プロをオンにしないと白側の階調がなくなります。
*設定値は省エネ設定:「標準」、バックライト(明るさ検出がオンの場合は暗の数値):「20」で暗室で使用した場合。 サービスマンモードでカットオフの調整を行っています。
<映像メニュー・・・標準:メモリー> ・黒レベル・・・-01 ・色の濃さ・・・-15 ・色合い・・・00 精細感・ノイズ調整 ・シャープネス・・・-00 ・レゾリューションプラス・・・オフ ・カラーテクスチャー・・・オフ ・輝度エッジ補正・・・00 ・諧調クリエーション・・・00 ・ダイナミックNR・・・00 ・4Kノイズクリア・・・00 コントラスト感調整 ・アドバンスドHDR復元プロ・・・オフ ・ユニカラー・・・00 ・LEDエリアコントロール・・・10 ・ピーク輝度復元・・・00 ・ガンマ調整・・・00 ・質感リアライザー・・・手動 明部:6 暗部:5 色詳細調整(下記数値は個体差で異なります) ・色温度・・・02 ・Rゲイン・・・00 ・Gゲイン・・・00 ・Bゲイン・・・-05 ・色域設定・・・標準 ・カラーイメージコントロールプロ・・・標準値 ・色エッジ補正・・・00 ・色解像度・・・ワイド ・ピュアダイレクト・・・オン*映像の遅延がないです。倍速モードでスムーズを使う場合はオフにして下さい。 ・プロ調整・・・全てオート |
16:20, Tuesday, Jul 12, 2016 ¦ 固定リンク
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