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NB-11のデータを取る為、いろいろなユニットを付けて聞きましたが、どうも私の耳はFOSTEXと相性が悪いみたい。かといってFOSTEX以外でバックロードで使えるユニットが限られていることも経験済。 今回もLC-12Sで決まりそう・・・ 問題は低音も高音も出ないこと。低音のほうは倍音成分で楽しい低音がでるのでOK。高音はトゥイーターが必要になるのですが、今回は共同開発のスピーカーで使う波状高分子圧電スピーカーを実験しながら使うことにしました。 波状高分子圧電トゥイーターの特性は1.5KHz〜20KHzまでフラットに出ています。LC-12Sは10KHzまで出ていますので、ネットワークが必要。 周波数特性を確認しながらあわせていくとどんどん酷い音になっていきます。結論としてわかったのは私の耳はコイルが入るとダメといこと。結局、ネットワークなしでレベルあわせのアッテネーターだけになりました。 音のほうは聞いて頂くしか確認の方法はないのですが、ダメなソフトを気持ち良く聴かせるスピーカーです。情報量を減らしたり、音をこもらせてしまったのでは、録音の良いソフトが逆に悪くなってしまうので、そんな音ではありません。ある意味、個性的な音だと思います。 NB-9もある程度はダメなソフトも聞けますが、J-POPの半分以上はうるさくて聞いていられない。 実は私の耳は他にも相性が悪いものがあります。FOSTEXのフルレンジは中高域の分割振動が問題になりますが、それ以外にも中域の濁り(紙臭さ)が気になります。ずっとFOSTEXの音を聞いていると気付かないのですが、他のスピーカーをしばらく聞いた後にFOSTEXの音を聞くとわかります。FE83E もこの紙臭さが気になりだして使うのをやめました。 あとは口径の大きい(16cm以上)ユニットでボーカルを聞くのがダメなんです。市販のほとんどのスピーカーがダメになってしまいます。市販品ではバスレフの特定の周波数を強調するのも、高域を無理やり出すのもダメ。 私の耳と相性が悪いと書いたのは、私が気になることが全く気にならない人も多いということ。人それぞれ相性があるようです。 私の妻は女性ボーカルの特定の帯域の音が気になるようです。また、こちらに聞きに来られた方はFE88ES-Rの高域に不満があるという方もおられますし、出張先ではバスレフやバックロードの低音の位相のズレが気になると言って密閉型を使っている方もおられます。 全員が良いと評価する製品は無理ということも理解していますので、できるだけ多くの方に良いと感じて頂く製品を開発していきたいと思います。 |
17:50, Monday, May 16, 2005 ¦ 固定リンク
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