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DMP-BDT900のクロック交換&3Pインレット化改造 |
DMP-BDT900の基板を詳しく調べてみました。 大きなLSIが1個で映像も音もこのLSIで処理しているようです。シンプルな基板です。 このLSIには直接接続してあるクリスタルが2個、他にAK8133E(クロックジェネレーター)を通したクロックが接続してあります。 それから、DMR-BW970ではオーディオ回路は別の基板でしたが、DMP-BDT900ではメイン基板に入っています。 DACはBBのPCM1681、オペアンプはフロント用に2114が1個と4580が1個、センター/リア用に2114が1個、サラウンドとサラウンドバック用にそれぞれ4580(各1個)です。 クロックをNeutronStarに交換して確認しましたが、特に同軸デジタル出力の音が良くなりました。アナログ音声はクロック交換だけだとまだまだですが、オペアンプ交換でかなり良くなりました。低音に厚みが出て解像度が高くてもうるさくなく、定位や広がりもCD専用機をクロック交換した時と同じ変化です。この音ならCD再生用として使っても良いです。 hdmiの音声はsubで音声専用で聞きましたが、チューン後の同軸デジタル出力やアナログ出力と比べると劣ります。BW970でも感じましたが、「HDMI低クロックジッタシステム」の効果がわかりません。 AVアンプはアナログ入力の質(回路)によって変わりますが、アナログ出力もAVアンプに接続して好みで選んでください。 映像の方も確認していますが、この機種はクロック交換による映像の変化も大きいです。 アドバンスト設定のリアルクロマプロセッサはオフにしたほうが綺麗に見えました。 また、hdmi出力を映像専用で出力した時にノーマルではクッキリするけど不自然な感じがあったのですが、クロック交換後は不自然な感じが無くなり全体の質が上がったように感じます。 更に3Pインレット化改造を行いました。 電源ケーブルによる違いもあると思いますが、こちらの環境では映像の情報量が増え、高解像度だけど自然で奥行き感のある映像になりました。また、色数も増え、何度も見たソフトでも新たな発見が沢山あります。この映像を見て初めてBDの性能を出し切ったという感じに思いました。 それから、ネットワークでの再生にもチューンの効果があるのが良いですね。レコーダーで録画したものもディスクに焼かなくても良いですから。
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08:54, Saturday, Jun 12, 2010 ¦ 固定リンク
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