内部はHypex社のNCoreが2個と入力バッファーアンプがあります。
NCoreの基板に直接AC電源を入力するようです。基板の半分がスイッチング電源で残りが増幅回路です。また、電源スイッチに関係なくコンセントを接続すると常時通電します。
小さい電源トランスが2個ありますが、入力バッファーアンプの電源のみに使っています。
NCoreを使ったパワーアンプが色々ありますが、音は入力用のアンプや使うプリアンプで大きく変わると思います。
AP-701の音の評価ですが、組み合わせるスピーカーやプリアンプで大きく変わると思いますが、電源環境や電源ケーブルでも大きく変わります。
オヤイデのPC-23を使った電源ケーブルでは大人しい音ですが、
外付けコモンモードノイズフィルターを追加すると迫力あるキレの良い音になりました。
電源基板はヒューズとリレーだけで、コイルの印刷がありますがコイルがなくジャンパー線で接続されています。AP-701のチューンは、インレットを交換して
オーディオ用ヒューズを使い、ジャンパーを外して2mmの銀単線で配線しました。
それから、NCoreの電源回路と入力バッファーアンプ用電源回路にコンデンサがあるのでGC#16チューンを行いました。
チューン後の音は音の厚みが増し、透明感(純度)が上がりました。
ヒューズフォルダを取り付けオーディオ用ヒューズに交換したので、オーディオ用ヒューズとセラミックヒューズ(本体のヒューズもリード線付セラミックヒューズです)の比較を行いましたが、オーディオ用ヒューズの効果が大きいです。セラミックヒューズは中高域に濁りがあり気になる付帯音もありました。