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お客様からチューンの依頼があったPD-70でクロック交換を行いました。 依頼の機器はアナログ出力のカップリングコンデンサと電源コンデンサを交換してある機器でオリジナルとは少し違うと思いますがクロック交換前に音を確認。*その後、コンデンサは全て純正品に戻しました。 線が細い音で低音の迫力はありません。 音の広がりや定位は少し前のCDプレーヤーと同程度。低位相ノイズクロックを使っているはずなのですが・・・ ドライブは倍速でメモリにバッファしてから再生しますので、良いクロックを使うと音が良くなります。 クロックは日本電波工業のNZ2520SDだと思います。 オペアンプはNJM5532Dです。NJM5532Dならもっと低音が出るはず。 NZ2520SD(20ppm)から±0.5ppmTCXOへの交換は初めてなので、他はいじらずにクロックのみ交換して聞いてみました。 全然違います。低音が出ないと感じていたのは高域に付帯音が付いてハイ上がりのバランスだったのが原因だったようです。 ±0.5ppmTCXOに交換した音はバランス良く低音がしっかりでます。 それから、クロック交換前は音がスピーカーから離れませんでしたが、交換後は他のプレーヤーと同様に音が広がり定位も良くなりました。 クロック交換の他にGC#16チューンとインレット交換を行い音を確認。 こんな安いプレーヤーでここまでの音が出るのですから、高級機はいらないと思う音です。特にPURE AUDIOをONにしたアナログ出力の音が良いです。 チューン代はオペアンプ交換とクロック用電源を追加して55000円(税込、送料別)になります。 |
12:41, Wednesday, Jul 08, 2015 ¦ 固定リンク
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